自分のくすりが気になったらネットと薬剤師を活用しよう
▼副作用情報の入手法
新聞紙上をしばしば騒がせる医薬品の副作用の記事。最近では、インフルエンザ治療楽タミフルの報道が記憶に新しい。自分や家族が服用している薬となれば心配になりますね。
副作用情報を詳しく知りたい時はインターネットが便利です。
実は、副作用に関する報道の大半は、厚生労働省が製薬会社に指示する「緊急安全性情報」に基づくものです。厚生労働省のホームページにも掲載されています。
さらに、手っ取り早いのが、医薬品の承認審査や安全性問題に関する調査機関の医薬品医療器総合機構のホームページ。
薬の安全性や副作用に関する情報がほぼ一元的収集、掲載されています。
今後大衆薬の添付文書情報の掲載のほか一般の方向けにホームページを充実させるようです。
具体的な相談をしたい場合は同機構に「消費者くすり相談」の窓口もあります。
では、もし副作用と思われる症状が出た場合は、どうするのか。.
ただちに最寄の医療機関で医師の診察を受けるべきですが、薬の副作用には、「健康被害救済制度」というものがあります。
この制度は病院で処方される医療用医薬品のほか、大衆薬も対象です。
副作用の治療に伴う医療費などのほか、死亡の場合には葬祭料も支払われる。ただし、医薬品を適正に使用しなかった場合や軽度な健康被害などは対象外となります。
▼副作用の防止におくすり手帳も有効
もっとも、副作用も病気と同様、患者自身が気をつけることで、ある程度の予防が可能です。
まず、大衆薬なら説明書を必ず読む。医療用医薬品ならば、薬剤師の説明をキチンと聞くことにしましょう。
できればいつでも気軽に相談可能な、信頼できる薬剤師を見つけることが望ましいです。
確かに、医師に聞きたくないことでも、薬剤師にならば気軽に聞くことができます。
医薬品には相互作用もあります。
当然ながら一剤よりも複数の薬を服用する人ほど、理論上は相互作用による副作用の確率も高くなる。複数の医療機関に通ったり、多くの医薬品を服用する人には「おくすり手帳」をかかりつけの調剤薬局から入手、利用しましょう。
おくすり手帳は、過去に服用し薬の名前、用量、発生した副作用などを記録する。
他の医療機関にかかった場合、医師や薬剤師に手帳を見せれば、薬の重複を避けることができる。薬剤師が見れば、現在服用中の薬との比較で相互作用もチェックが可能。
医師にとっても、他の医療機関で処方した薬がわかるので、治療の参考になります。