有効成分に注目する
風邪薬を選ぶ場合は有効成分に注目
総合感冒薬を選ぶ場合は、解熱鎮痛成分に注目すると、選択肢を絞りやすくなる。風邪薬や解熱鎮痛剤の場合、解熱鎮痛成分によって大きな違いがあります。
たとえば、家庭用常備薬として家族皆で使いたい場合、15歳未満の子供でも使える解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン)の製品を、のどや関節の痛みがあり、おとなが服用する場合は、消炎効果の高いイブプロフェンという解熱鎮痛成分が入った製品を選びましょう。
種類の多さでいえば、胃腸薬や目薬なども風邪薬に負けず劣らず多彩です。箱に記載された効果・効能を読んでそれぞれ症状に適した製品を購入しましよう。
シップ薬の「冷感タイプ」と「温感タイプ」の使い分けは一見、難しそうだが、以外と簡単です。冷感タイプは打ち身、捻挫など急な炎症に、温感タイプは腰痛症、膝関節症などの長期間の炎症に適しています。「お風呂に入ったとき楽になるような場合は温感タイプ、反対に痛みが強くなる場合は冷感タイプが適している。」
自分で選ぶのが面倒、選び方が分からないという人は、迷わず薬剤師に相談しよう。
薬剤師に相談するポイントは、具体的な症状や服用者(子供も服用するのか)のほか副作用と相互作用を防ぐ意味で、過去のアレルギー暦や、常用する薬やサプリメントなどあれば伝えること。
このほか、「眠くならないほうがよい」とか、「ぐっすり眠りたい」「1日2回服用がよい」などの条件を言えば、あなたにあった製品を選んでくれるはずです。
女性なら当然、妊娠中か否かの重要なチェックポイントです。
ただ、あなたが、メーカーはなんでもいいというと、聞いたこともない会社の製品ばかりを薦めるお店も多い。その理由な明らかで、お店にとって利幅やマージンの高い「推奨品」だからです。当然、これらの製品が効かないわけではないが、これがいやだという人は遠慮せずに断りましょう。
医薬品にはプラセボ効果といい、「これで治る」と信じることで効くことも少なくない。
逆に「効くのかな」と疑うことで効き目が感じられなくなることも少なからずあります。
事実、気にいった製品をずっと使い続けるヘビーユーザーが多いのは大衆薬の特徴でもあります。
その証拠に「大田胃酸」や「龍角散」「養命酒」「正露丸」などの伝統的なブランドが大衆薬には多くあります。
最も、逆にブランドを気にせずに一番安い製品を選ぶ方法にも一理あります。
そもそも大衆薬に使われる有効成分には限りがあるため、同じ効果、効能であれば、使われている有効成分もほぼ同じで、効き目に大差はない。加えて、医薬品は食品とは異なり法律によって製造段階で厳しい品質基準が設けられ、メーカー間の品質の違いも少ない。
つまるところ、製品の差別化は製品ごとの添加剤や補助有効成分の種類・バランス・剤形の違いなどもあるが、最大の要因はブランド力になってきます。
愛用している製品は「非常に高い」と感じたら、「同じ処方・成分で、安いものはあるか」と薬剤師に聞いてみるのも手である。特に解熱鎮痛剤やうがい薬、きず薬などの含有される有効成分の少ない製品では、意外と「掘り出し物」が見つかりやすい。
大衆薬の賢い選び方 面倒なら薬剤師を活用しよう。
「風邪をひいた」 「胃の調子が悪い」。だが,医者にいくほどではない。
薬局の店頭にはおびただしい種類の大衆薬(市販薬)が山積みで迷ってしまう。
そんな方に大衆薬の選び方を伝授しましょう。
まず、大衆薬をえらぶには、自分の症状の程度を確認することだ。風邪だと思っても、突然の高熱、関節通、筋肉痛、倦怠感が強い場合はインフルエンザの疑いがあります。
高熱が数日続く場合や、吐き気、下痢を伴うなど症状が重い場合も医師の診察を受けるべきです。
胃腸の症状もしかり。しばらく改善しないようなら受診すべきです。それほどの重症でもないし、病院にいく時間もない。じっくりと休養もとれない。そんなときこそ、大衆薬の出番でです。
たとえば、風邪の場合なら「風邪薬コーナーに行き、特売品として山積みになっている総合感冒薬を選ぶ」。これも一つの選び方ですね。
しかし、少なくともその薬が自分の症状に最適なのか、確認すべきです。
総合感冒薬の場合は、さまざまな有効成分が含有されています。単なる発熱や頭痛だけであれば解熱鎮痛剤、鼻水だけであれば鼻炎薬を選ぶべきです。
安易に総合感冒薬を選ぶと、必要のない成分まで服用してしまいかねません。